(初心者向け) メルカリ で ギターを買う コツ全解説~失敗しない中古品の選び方

メルカリギター

・ギターを始めてみたいけど、どこで買ったらいいんだろう?
・メルカリでギターを買って、失敗しないの?
・メルカリで ギターを買う ときにチェックするポイントは?
・ギターが届いたらするべきことが知りたい

メルカリで ギターを買う ってアリなのかな?

ギターを買う

10年以上ぶりでギターを弾きたい衝動にかられ、1か月たっても、2か月たってもギターのことが頭から離れずにいました。
前に使っていたギターは手放していたので、気が付くとスマホでギターを調べている日々が続きました。
ある日相方に「駄目だ、熱がさめません」と相談し、 ギターを買う 許可をもらい本格的に探し始めました。
それから、約2か月で手元にギターが到着したのですが、最終的にはメルカリで購入しました。実物を見ずに楽器を購入することの怖さがありましたが、結果的にはとても良い買い物ができたと思います。
この記事では、僕がメルカリでギターを購入した経緯、注意したポイントについて紹介したいと思います。

 ギターを買う ときの選択肢

ギターを買う

僕が今回ギターを選ぶときに検討した購入先は、実店舗(新品、中古)、中古通販サイト、ヤフオク、メルカリ、リサイクルショップでした。

実店舗

首都圏に住んでいるので、楽器店を探すのは難しくなく、大型ショッピングセンターの中の楽器店や、近所の楽器店だけでなく、お茶の水のギターショップをはしごして試奏させてもらったり、中古ショップでギターの見方を教えてもらったりもしました。
しかし、ほしいモデルが置いていなかったり、価格が予算と合わなかったりで、僕にとってはなかなか難しい買い物でした。

中古通販サイト

ギターの通販サイトでは「デジマート」をメインに検索していました。
扱い店舗の多さ、品揃えの豊富さ、検索の精度では、他のサイトより一歩上にあると思います。
メジャーブランドではないギターや、古いモデルがヒットする確率が高いことはもとより、曖昧なワード検索しても結構ヒット率が高い印象でした。
いろいろな店舗が入っているので、商品の画像、説明などはバラつきがあります。

ヤフオク

ヤフオクの特徴としては、個人の出品と店舗の出品があるため、ユーザーとしては商品の検討の他に、出品者の吟味もしなくてはならない、ということがあります。
今では、出品用のテンプレートもキレイなものを使っている人も多いため、商品ページがしっかりしていて、ついつい信用してしまいがちです。
画像をよく見ることや、説明を読み込む、不明なことは質問するなどして、納得の行く商品を見つけることが必要です。
また、オークションの宿命として、入札状況次第で価格が大きく動くため、予算内で決着できるかは運次第ということも考えなくてはいけません。

メルカリ

メルカリは、ヤフオク同様、個人、店舗、両方の出品があります。
ヤフオクが、入札に応じて価格が上がる仕組みなのに対し、メルカリは表示されている価格が最高値になり、交渉などにより価格が下がることがあるという仕組みです。
有象無象の出品があるため、説明文、画像などをしっかり確認する必要があります。
また、送料、支払い方法の扱いなども忘れずにチェックしましょう。
商品到着後、しっかりと検品したのちに「評価」を行うことが肝心です。
「評価」を付けた時点で「取引」が完了してしまうので、その後に不具合が判明しても交渉は難しいと思っていた方がよいです。

リサイクルショップ

ハードオフ」や「トレジャーファクトリー」などのリサイクルショップも、店舗を回ったり、サイトで検索したりしてみました。
お店では、サイトに載せていないギターがあったりします。
実物を触った印象としては、メンテナンスに問題があるようには感じないものが多かったです。
価格の設定については、安い、という印象はありません。
一昔前は、この手のお店には掘り出し物がある、というイメージでしたが、今はリサーチもしっかりしているようで、中古ギターショップと同じような値付けだと思います。

メルカリで ギターを買う ことにした理由

ギターを買う

上であげたチャネルで、たくさんのギターを検討しました。
実際に触って試奏したギターで気に入ったものもありましたが、最終的にメルカリで購入しました。
その理由としては、

  • 一目惚れしたギターがあった
  • 出品者が信用できる人だった
  • 価格が適正だった

この3点が大きな理由でした。

一目惚れしたギターがあった

たくさんのモデルがあるギターを見ていく中で、自分の好みである程度の方向性を絞っていき、譲れない部分と、妥協できる部分に分解して検討していたのですが、たまたまメルカリで見つけた商品に目が釘付けになりました。
すぐにそのモデルをネットで検索し、スペックを確認たところ、僕が探していたスペックにドンピシャだったのです。
同じモデルをデジマートや、ヤフオクなどで探してみましたが、当時は見つけることができず、僕が調べた限りで世の中に出回っている同じモデルはない、ということが分かりました。

出品者が信用できる人だった

僕自身は、数年前から販売と購入の両方でメルカリを利用しています。
少額の取引から、十万円を超えるような取引もしたことがあり、その経験から、出品者(or購入者)が信用できるかどうかの見極めができていると思っています。
ギターは、その使われ方、保管方法によって、状態に著しい違いが出てきます。
出品者の説明が信用できるのか、という点は絶対に譲れない項目になります。

価格が適正だった

予算内に収まっているか?
これは、家庭人として、家庭内に波風を立てないために絶対に必要なことです。

メルカリで ギターを買う ときの見るべきポイント

ギターを買う

メルカリは、通販サイトと同じく、実物を見て、触って購入することはできません。
なので、ネット上でのやり取りは慎重に行う必要があります。
チェックするべきポイントをあげてみます。

写真

まずは掲載されている画像です。
全部見るのは当然として、一枚ずつ拡大し、隅々まで確認しましょう。
拡大してみたら通常サイズでは見えないキズがあらわれた、というケースもありましたので、画像は入念にチェックしましょう。
また、解像度の低い画像しかない場合は、出品者に解像度の高い画像の掲載をお願いしてもよいと思います。
もし対応いただけない場合は、何か都合が悪いことがあるのか、面倒くさがりの出品者である場合が考えられますので、購入すること自体を取りやめたほうが良いかもしれません。

説明文

商品の説明文は、出品者の商品に対する気持ち、意思を表していると言ってもよいと思います。
ギターの型番、購入年度、使用歴、保管状態についてなるべく詳しく書いてあるのが望ましいです。
また、ギターの状態についても、分かる範囲で詳しく書いてくれている方が安心できます。
写真には映らないような細かなキズや、問題も書いてある方が誠実さを感じます。

「詳しくは画像を確認してください」「当方、素人のためよく分かりません」「委託販売のため詳細不明」みたいな書き方がされていると、僕としては信用できない出品者と考え、購入対象から外します。

商品紹介の文章には、出品者の誠実さがにじみ出てきます。

質問、相談

メルカリには「コメント」の機能があります。
出品者に対して、商品内容の質問や、価格交渉などをするツールです。
ギターのような商品を購入する際には、購入前に納得行くまで質問をするべきです。
なぜなら、写真に写らないことや、説明文に記載されない事柄が多くあるはずだからです。
例えば、
・ネックのそり具合
・トラスロッドの調整具合
・フレットの残り具合
・金属部品のサビや取り付け状態
・ペグの状態
・ピックアップの状態
・ジャックやピックアップセレクターのガリの有無
・ストラップピンの状態
・普段の保管状態
・保管されていた部屋の環境
・使用期間
・通常の使われ方
・使用頻度
・改造の有無
・商品発送時の梱包方法
などです。

特に「ネックのそり具合」「ペグの状態」「ピックアップの状態」「ジャックやピックアップセレクターのガリの有無」などについては、問題がある場合、楽器として使用できないこともあるため、十分に確認しましょう。

「コメント」機能からの質問に答えてくれない、返答が遅い、はぐらかすなどの対応がある場合は、出品者として信用に値しないと思いますので、購入は控えたほうが良いでしょう。

欲しいギターに出会えたらしてみてほしいこと

あなたの欲しいギターに出会えたら、画像と、説明文の読み込み、出品者への質問をして、しっかりと確認作業をしましょう。
そして、納得できたら購入しますが、もし予算より少し高い価格がつけられていたら、ダメ元で交渉してみましょう。
丁寧にお願いしたら、少し値引きをしてくれて、予算に近い価格になるかもしれません。
あなたの心が決まったら、他の人が買われてしまったら元も子もありませんので、購入手続きをしましょう。

ギターが届いたらするべきこと

ギターを買う

ギターが届いたら、すぐに弾いてみたくなりますが、ぐっとこらえてチェックを行います。
すべてのチェックが終わってから、「評価」から出品者に連絡を行います。
チェックが終わる前に「評価」をしてしまうと、そこで取引が完了となってしまい、商品に不具合があった場合に返品などが難しくなります。
必ずすべてのチェックが終わり、商品に問題がないことを確認したら「評価」を行いましょう。

外装

宅配便などで届けられた状態で、外観をチェックします。
このときに、箱に凹みや破れなどがあったら、配送時に乱雑に扱われている可能性があります。
例えば、配送時のどこかで落下などの衝撃が加わった場合、ギターにダメージが生じている可能性もありますので、気になるところがあれば写真を撮っておきましょう。

ギターの外観

箱からギターを取り出したら、その状態で写真を撮っておきましょう。
その後、隅から隅まで、キズ、塗装の状態、金属部品の状態などをチェックします。
状態が出品者の説明どおりなのか、説明にない問題があるのかよく確認します。
問題があれば、写真を撮り、出品者に説明を求めましょう。
場合によっては返品も検討します。

動作チェック

外観チェックの次は、動作チェックをします。
各パーツの動作を確認したら、弦を張り、チューニングをします。
ペグの緩みなどがないかも合わせて確認しましょう。
チューニングができたら、音を鳴らしてみます。
エレキギターであれば、アンプにつなぎ、ピックアップの状態、ボリューム、トーンなども一通りチェックします。
その後、ネックの反りと、弦高のチェックをします。
弦高に不具合があれば調整しますが、どんなに調整をしてもうまく収まらない場合は、ネックに反りやねじれが発生している可能性も出てきます。
自分でうまく調整できないときは、楽器店に持ち込んで調整してもらうこともできます。
メルカリでの個人売買において、ネックの反りの調整や、弦高調整などが、どこまで許容範囲なのか難しいところだと思います。
こんなはずではなかった、とならないよう、事前のコミュニケーションは十分に行うべきです。
出品者の説明と異なる、程度が悪いなど、容認できない不具合があれば、出品者に連絡の上、対応を相談することになります。

外観と、動作、ネックの状態など、出品者の説明どおりであれば、「評価」から連絡し、取引を完了させましょう。

清掃、メンテナンス

せっかく手に入れたギターですから、前の人の気配などを消したいですよね。
そこで、専用の道具を使い、清掃と、各部のメンテナンスを行います。
ギターの塗装は結構デリケートなので、住宅用洗剤などは使わず、専用のクリーナーを使いましょう。
また、指板は一番触れる部分であると同時に、繊細なパーツでもあるので、丁寧にケアを行います。
さらに金属部品にくすみやサビがあったら、そのメンテナンスも行いピカピカにしましょう。
掃除とメンテナンスをするだけで、ぐっと新品のようになりますので、テンションが上がりますよ。
メンテナンスの詳しい方法は別の記事で紹介しますが、以下に僕が使っているメンテナンス用品のリンクだけ貼っておきますね。

天然素材の楽器用ポリッシュ

指板クリーナー

高品位な指板オイル

弦の張り替え

出品の状態によっては、弦が張られているもの、張られていないものがあると思います。
どちらにしても、新しい弦を張りましょう。
前の人が使っていた弦が、どんな弦で、どんな状態なのか分かりませんし、そもそもなんか嫌ですよね。

どんな弦を使うかは、それぞれの好みと価値観だと思いますので、なんでもいいと思います。(弦の話に深く入ってしまうと、それだけで記事がいくつもできてしまいます・・・。)

メルカリで ギターを買う ときのポイントをまとめ

メルカリでギターを買うときのポイントをまとめてみます。

・ほしいギターがあるかどうか
・出品者が信用できるかどうか
・商品の画像、説明が丁寧か
・質問や問い合わせには誠実に答えてくれるか
・価格は予算内か
・届いたギターの検品をしっかりする
・検品が終わるまで「評価」を行わない
・不具合があった場合は、返品も視野に入れて出品者と交渉する

こんな感じだと思います。
見て、触って決められない分、事前のやり取りが重要です。

別の記事では、僕が家でギターを弾くときの、道具なども紹介していますので、よかったら読んでみてください。

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