【デジタルネイティブ世代向け】パソコンスキルを向上させる方法徹底解説

社会人にパソコンスキルは必要なの?
社会人に求められるパソコンスキルってどんなもの?
パソコンスキルの高め方が知りたい。

この記事で分かること

デジタルネイティブ世代のパソコンスキル格差が理解できます。
社会人にとって必要なパソコンスキルが分かります。
どのくらいのレベルのスキルが必要か分かります。
どうしたら、パソコンスキルが向上できるか分かります。

デジタルネイティブ世代のパソコンスキルの格差は深刻

パソコンが一般に普及した90年代以降に成長した世代を「デジタルネイティブ」と呼びます。
この世代の若者は最近社会に出てきていますが、よく、「デジタルネイティブ世代はパソコンスキルが低い」というメディア報道があったり、そのような調査結果もあるようです。
しかし、僕が探した限りでは、これを裏付ける、客観的で大規模な調査というものは、見つけることができませんでした。
逆に、会社で毎年のように新入社員を見ている僕個人の印象としては、同じ世代でもスキルの格差が大きい、というのを強く感じることが多いです。
また、必要性を理解しスキルアップを目指すかどうか、という意識の格差も非常に大きいと感じます。
入社時にはスキルが低く、まともにWindowsの操作もできない子が、半年後にはエクセルの関数を使いこなしていたこともありましたし、入社3年たっても一本指でパソコンを打っている子もいます。

社会人に必要なパソコンスキルとは

「パソコンスキル」と一口にいっても、その内容は多岐に渡りますが、ここでは営業・事務系の職種を例にしたいと思います。
基本的なOS操作と、ビジネス系のソフトの操作ができる、という比較的やさしいレベルの話です。
パソコンスキルを、「OSそのものの操作」と、「OS上で動くソフトウェアの操作の2つに分けます。(ハードウェアの知識もありますがここでは触れません)

OSそのものの操作

Windowsの操作

一般的な日本の企業では、WindowsがOSに採用されているところが多いと思います。
パソコンスキルのうち、「習うより慣れろ」の最たるものは、このOSの基本操作だと思います。
クリックとダブルクリックの違い、コピー&ペースト、ドラッグ&ドロップというレベルは、数日パソコンを操作することで説明する必要もなく解決してしまうでしょう。
会社でパソコンを使っていて、必要になるWindowsの操作はそれほど多くありません。
大まかに以下のようなものです。

ログイン
ソフトの起動
ファイル・フォルダの操作
圧縮、解凍
拡張子
印刷まわりの操作
文字入力(タッチタイピング)

インターネット関連の操作

企業におけるネット環境は、まずイントラネットがあり、付随してインターネットがあるというイメージです。
企業によって、独自の接続形式を持っていることもあり、その操作方法を理解し、実行する必要があります。
大半の企業では手順書が用意され、それに従うことでつまずくことなくネット環境を得ることができるでしょう。
機械なので、突然、接続ができなくなることがあります。
その時に、簡単なトラブルシューティングができれば、自力で解決できるか、問題を関係部署に明確に伝えられるでしょう。

ソフトウエアの操作

会社でのパソコンスキルの大半は、ソフトウェアの操作スキルを習得することといっても良いかもしれません。
多くの事務系の作業の多い職場で使われているソフトウェアには次のようなものがあります。
それぞれのソフトに求められる「基本的スキル」を紹介します。

Microsoft Office

・Excel

Excelでは、表やグラフの作成ができることと、SUM関数やAVERAGE関数など単純な関数を扱えることが基本スキルになります。
シート全体のレイアウト調整や、数式を組めるかどうかも必要なスキルです。
Excelで作成した書類は会議や商談で使用する機会が多いため、シートの印刷(片面、両面、とじ方、用紙サイズなど)をスムーズにできることも求められます。

・Word

Wordで必要な基本的なスキルは、まず文字入力と文書作成を行えることです。
次に、フォントの適切な選択、文字サイズ調整、端の揃え方、余白の調整など、文書のバランス、見栄えを整えるためのレイアウト調整も必要なスキルになります。
他にも、文書内に表を作成したり、画像を挿入することは、日常的に必要になりますので、スムーズに行えることが求められます。

・Outlook

Outlookは、メールソフトと、スケジュール管理ソフトが統合されたものです。
近ごろでは、取引先や顧客とのやりとりは、メールが主体となっている業界が多くなっています。
また、テレワークの浸透により、社内のコミュニケーションにおいてもメールなどのツールを使う機会が増えています。
このような環境の変化により、Outlookなどのメールソフトを使えるスキルも重要視されます。
メールソフトの基本操作は、メールの作成、CC・BCCの使い分け、送受信、です。
ほかにも、添付ファイルの操作、添付ファイルの圧縮、添付されている圧縮ファイルの解凍なども必要なスキルといえます。

・Power Point

PowerPointで求められる基本的なスキルは、スライドのレイアウトを作る、文字、画像、表などを適切な大きさで配置できることです。
さらに、プレゼン資料になると、作成する枚数が増えるので、ファイル全体で統一する背景・レイアウトの設定や、スライドへの視覚効果を入れること、なども必要になってきます。

adobe acrobat reader

取引先などと書類のやり取りをする際は、PDFファイルで行うことが多く、PDFファイルを見るにはacrobat readerを使用するのが一般的です。
また、AcrobatがインストールされたWindowsパソコンでは、Word や Excel などの Office アプリケーションに、 PDFMaker という機能が追加されます。
これはOffice アプリケーションで作った文書などを、そのアプリケーションから直接PDFとしてファイル化できる機能です。
日常の業務でよく使う機能なので、覚えておくべきスキルといえます。

インターネットブラウザ

会社ごとに標準として設定されているブラウザがあります。
インターネットだけでなく、イントラ上の社内ページを閲覧するときもブラウザを使用しますので、その操作スキルは必須です。
「Chrome」「Edge」が主流のようですが、まだ「Internet Explorer」を使用している企業もあるようです。

Web会議ツール

テレワークの浸透により、企業内の会議や、取引先との商談などを、Web会議ツールを使用して行うケースが増えています。
シェアの高いサービスとしては、Zoom、Skype、Microsoft Teams、Cisco Webex、Live Onなどがあります。
接続方法、招待の仕方など、基本的な使い方を押さえておくとよいでしょう。

必要最低限のスキルとしては上のようなものになりますが、パソコンスキルを強くアピールするには、エクセルでは「Excelマクロ・VBＡ」のスキル、Wordでは「セクション区切り、目次、段落管理、Wordマクロ」など、PowerPointでは「スライドマスター、グラフィック、ビデオ、音楽などの操作」を身につけると良いでしょう。

技術系の会社ではもっとたくさんのソフトが使われているかもしれませんし、業界によって特有のソフトがあったりしますので、上のものが全てではないですが、どのような業種でも使われているであろうソフトウェアになります。

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デジタルネイティブ世代向けパソコンスキルの高め方

上で紹介したようなパソコンスキルは、社会人の方が習得しやすいと思います。
なぜなら、「使う必要性が出てきて慌てて覚える」というパターンがあるからです。
使いながら覚えてしまうことも多いですし、同僚や先輩などに教えてもらうこともできます。
また、パソコン関係で何かわからない時には、今なら「Google先生」を駆使すれば、大概のことにはたどり着けます。

学生の方で、普段パソコンを使う機会がない方は、自らの意思で勉強しなくてはなりません。
しかし勉強といっても、一つ一つの作業に目的がないと、パソコン・ソフトの機能を理解し使用する機会がないので、なかなか習得できません。
そこで、僕がおすすめするスキルアップの方法は、クラウドソーシングなどでPC系のアルバイトをすることです。
例えば、動画編集や、文字入力、ライティングなどの仕事は、クラウドソーシングのサイトにたくさん求人が出ています。
これらをこなしていくことで、スキルアップと、収入という2つの利益があなたにもたらされます。
もちろん仕事なので責任が伴いますが、将来を見据えて取り組むのなら損はないでしょう。

アルバイトのためのパソコンが必要なら、高価な新品を購入することはありません。
中古でも、ビジネスに適した性能のパソコンが安く購入できます。
下のリンクのお店は、長い営業実績があり、信頼できる品揃えですので参考にしてみてください。

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独学ではどうしても理解が進まない人はスクールを活用

独学ではどうしても理解が進まない人におすすめしたいのは、パソコンスクールを利用することです。
「パソコンスクール」というと、パソコンに触れたことのない年配の方が通うイメージですが、近ごろのパソコンスクールは色々な種類があります。

ビジネスでの活用なら

ビジネスでの活用を目的としている場合、必要なソフトウェアの使用方法を指導してくれるスクールを選ぶべきでしょう。
忙しい社会人には、短期集中のプランのあるスクールや、スケジュールに合わせてカリキュラムを組めるスクールもありますので、自分のペースで学べるスクールを見つけることが大事です。

就活を控えた学生の方は

また、学生の方で、就活に向けてのスキルアップを考えているなら、資格取得のできるスクールがおすすめです。
パソコン関連の資格はたくさんありますので、希望する職種に有用な資格を得られるスクールを選ぶことで、就活に役立つはずです。

学割、教育訓練給付金制度が使えるパソコンスクールもある

学割、教育訓練給付金制度が使えるスクールもありますのでチェックすべきです。。
学生の方なら、「学割」を使うと割引になるスクールもあります。
また、「教育訓練給付金制度」が適用されれば、スクール受講料の20%（上限10万円）が支給されます。
教育訓練給付金対象のコースがあるスクール（対象コース）をチェックし、給付条件などを確認のうえ申し込みましょう。

参考までに、全国各地にスクールがあり、学べるスキルも幅広く用意されている、PCスクールを紹介します。
名前は可愛らしく、キッズ向けのコースもありますが、大人向けのOfficeやネット、タッチタイピングまで学べるスクールです。
一人ひとりにあった個別指導！ひよこパソコン教室